ここのところ午後に雷雨が多く、パソコンが壊れやしないか心配で仕方がありません。
さて、スイスの氷河特急の件ですが、事故原因がはっきりしないという点が特徴的です。
乗客の集中を指摘する報道まで出ている始末です。
氷河特急は歴史のあるリゾート列車ですが、比較的最近、車両を置き換えており、4往復のうち3往復が新型の客車です。
この新型客車が事故車両です。
眺望を楽しむためにハイデッカー構造になっているようですし、最近の車両製造の特徴から軽量化されているのではないかと思われるのですが、いかにハイデッカーで重心が高くカーブをゆっくりと通過している最中とはいえ、さすがに乗客が偏ったくらいで横転するでしょうか。
ちゃんと計算しないとわかりませんが、そんなに軽くないのではないかと思うのですが。
事故現場は報道で見る限りでは、日本でなら脱線防止ガードをつけるようなカーブにも見えません。
カントの誤りとかがあるならまだしも、少なくとも現時点の情報ではそれで脱線するかなという感じです。
しかし実のところ、この件に限らず脱線するメカニズムはよくわからないところが多いので、はっきりしないのは当然のことなのかもしれません。