今朝の日経に参議院選挙の分析についての記事が載っていました。
事前の情勢調査よりも民主党が大敗した結果について、バンドワゴン効果と説明されていました。要するに勝ち馬に乗る投票行動のことらしいです。
しかし、毎回同じことになるわけではないので、これだとあまり説明にならないように思えます。どういうときにこの効果が生じるのかが大事でしょう。
そもそも最終の情勢調査の記事の書き方では、民主党は過半数を割り込んでも改選第一党は維持しそうに読めたので、そこから民主党に入れない行動が強まったのは、勝ち馬に乗ったという行動というのとはちょっと違うように思えます。
結局、現状ではマスコミも含めてよくわかっていないのではないかと思います。
実のところ、政治家は選挙が生業である割に選挙についてちゃんと分析をしていないように思えます。マーケティングとまでいわなくても、もっとしっかり分析をしてやったほうがいいと思います。
この点についてはアメリカの選挙戦をもっと勉強したほうがいいのではないかと思います。