教育格差


文部科学白書で親の年収と進学についての相関があることから教育格差に結論付けているようですが、やや不十分な言説ではないかと思われます。

子どもの学び、社会で支援 09年度文部科学白書 – 47NEWS(よんななニュース)

確かに、教育費が出せなくなるようなぎりぎりの所得層なら、資金的なことが教育格差を生んでいるのは明らかですが、教育費が一応出せる層では、年収が高いほうが高度な教育を受けているとかレベルの高い大学に行っているというのは、金があるためだけとはいえないでしょう。

遺伝的要素に依拠しているところもあると思われ、年収はその結果についてきている反射的な面に過ぎないかもしれません。年収ばかりみようとすると、高校授業料実質無償化を活用してみたいな結論は政策をアピールしたい我田引水的なこじつけになりかねず、さらなる予算獲得への呼び水ということになりかねません。

塾に行く金があれば、いい学校に進学できるというほど物事は簡単ではないように思われます。

なお、私は田舎で、高校まで公立をでているので、振り返ってみると重要なのは中学校時代でした。

高校からはもう偏差値ごとに学校が分かれているので、そこから頑張るというのは手遅れで、中学校時代に小学校時代から一転して、いきなり難しくなる勉強をどう攻略するかが鍵のような気がします。

よって、重要な分岐点は高校より前のように思えます。この時期に塾とか行けばそれですむとは思えませんが、この時期をおろそかにしないことがその後の受けられる教育を左右するように思われます。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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