シルバー精工、会社が株主総会に提案するとしていた監査役の解任議案について撤回を表明


JAPAN LAW EXPRESS: シルバー精工、監査役の解任議案を定時株主総会に会社提案」の続報です。

その後急展開があり、会社が解任議案を撤回するというまったく逆の事態になりました。

第61回定時株主総会の上程議案の取下げ及び変更並びに同総会の開催日時・場所の変更に関するお知らせ(証券コード:6453 | IR 書類ナビゲータ)

2. 監査役解任の議案の取下げについて
平成22 年5 月24 日付「監査役の解任の議案に関するお知らせ」で開示した、和田ゆりか社外監査
役の解任議案の付議については、取締役会及び監査役会において和田監査役の適格性について改
めて慎重に審議した結果、当該監査役について監査役としての適格性を欠くと認められる事由はない
と判断したため、取締役会として和田社外監査役に謝罪のうえ、本議案を取り下げることといたしまし
た。

監査役としての適格性を欠く事由が一見するとあったが、詳しく調べるとなかったというのはいかにもおかしいので、これは何らかの事情が介在していると見ざるを得ないでしょう。

しかも議案の撤回についてだけ書けばよさそうなものなのに、当の監査役に対して謝罪したことまで書かれており、何だか異様な雰囲気と背景にただならぬものがあることを感じさせるものになっています。

富士通の件といい、最近、開示において尋常ではないことを書いてしまう例が見受けられるのですが、いったいどういうことなのでしょうか。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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