自分は大丈夫だという思い


はやくもマスコミは菅内閣について小沢はずしという切り込み方をしているようですが、それよりも私が気になるのは、日数をかけながらほとんど内閣の顔ぶれを変えないことです。

鳩山内閣がひどくなったのは、鳩山前総理のひどさによるところが大きいですが、内閣の構成員みんなが好き勝手をしているのに加えて、非常に程度の低い仕事しかしてこなかったことにもかなりの原因があります。

そもそも責任が後で生じると困るということで、会議みたいな場では議事録を取らずにいいっぱなしになっているとかいわれています。

そのせいでマスコミの報道に載ったことのいくらかについては、その後誰も何もしていないことがいくらかあるくらいです。

人事に時間をかけることが許されるなら鳩山内閣の閣僚のかなりの部分は連帯責任で、新しい顔ぶれで望むべきだったのではないかと思います。

ちなみに鳩山総理が辞任しても国会は延長させずに選挙は予定通り7月11日とするように考えていたのは小沢氏だったらしいです。

菅総理はこれを破ることに決めたようです。7月上旬にこだわるのは小沢氏の検察審査会の再度の結論が7月末にありそうだから困るのは小沢氏だけだと考えたのでしょう。民主党と小沢氏をイコールで考えるようには、自分が総理になった以上ないはずだという思考でしょう。

しかし、本当に小沢氏が新しい総理の下でも選挙は早くにと考えていたのは、自分のこともさることながら、もう一つ思惑があるでしょう。

時間をおかず、しかも国会もやってないようにすることで、新内閣がへまをしてそれが国民にさらされないうちに選挙をしてしまえと考えたのでしょう。

そんなことは当然、菅総理も思いつくでしょうから、自分はそんなことは大丈夫だと判断して、選挙を先送りすることにしたのでしょう。

果たしてそのとおりにうまくいくでしょうか。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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