有斐閣の学習法律雑誌である法学教室を学生時代から長く定期購読しているのですが、今月号は特に振るっています。
内容の詳細については、以下の有斐閣のウェブサイトをご覧いただきたいのですが、上記の表紙の写真から読み取れるとおり、特集は憲法です。
例によって、石川先生による伝統的憲法学の破壊が行われています。
石川先生による芦部憲法をスクラップにする営みは芸術的なレベルにあり、聞いていると感心するのですが、ではどうすればいいのかと自分を振り返ると中々難しいことがよくあります。
人権の定着・普及のためにマニュアル化をあえて選択した芦部説の終焉が来ているのか、それとも延命は可能なのか微妙なところです。