実際に現況を確認したわけではないのですが、東大法学部の書庫が耐震工事で閉室しており、かわりに31番教室を臨時の書庫にしているみたいのです。
あのかび臭い書庫は確かに危険そうでしたので、納得できる話ではあるのですが、階段状の大教室である31番教室でどうやって書庫の代わりをするのかまるで想像ができません。
ちなみに東大法学部の書庫は別の意味でも危険で、誰もいないフロアに立ち入るときなどかなり怖いものがありました。地下にはあまり使わない雑誌類を保管しているところがあるのですが、オートロックになっているせいで、下手に鍵の扱いを間違うと出られなくなってしまうのです。
地下なので携帯も入らず、閉じ込められても誰にも気づかれなそうだなあと思ってびくびくしながら入ったものです。
ハーバードロースクールの図書館にも幽霊が出るとかいわくつきのところがあるらしいですが、大学の図書館というのはどこでも多かれ少なかれ不気味なものなのかもしれません。