法制審議会会社法制部会の初会合が開かれる


公開会社法の立法化は、会社法制の見直しという形で法制審議会に諮問がありましたが、それを担う会社法制部会の初会合が28日に開かれました。

部会長は岩原先生が就任されています。

 

報道によると労働側からは、民主党の主張どおり、労働代表が監査役として参加するのが望ましいということと、連合の年来からの主張である企業再編に労働側が関与できていないということについて発言があった模様です。

これに対しては、監査役になると会社に対する善管注意義務が生じますので、労働側の意見を反映させたいということと対立する可能性があり、その点をわかっているのかについて指摘があった模様です。

従業員代表が監査役になることについては目的に合致するとは思われず、落合教授も商事法務誌上で疑問を呈されています。

しかし、それ以外の点について検討すべき点は大いにあるので今回の諮問には意味があるように思われるのですが、経営側は従業員監査役の件で嫌悪感が激しく、抱き合わせになって、見直すべき内容まで共倒れになってしまうかもしれません。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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