東京高裁、西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載による株価下落の損害賠償請求訴訟で認容額を大幅に減額


このブログでもお伝えしてきた西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載によって西武鉄道の株価が急落したために株主が損害賠償請求訴訟を多数提起しています。

そのうち機関投資家の提起のもののいくつかの控訴審の手続が東京高裁で弁論が併合されていたのですが、このたび判決が出まして、それぞれの第一審判決の認容額を大幅に下回る判決が下されました。

子会社に対する訴訟の判決に関するお知らせ

上記リンク先のリリースでは、判示の内容について言及がありませんが、報道によると、損害額を公表直前の株価の15%だけに限定して、それ以上の下落には他の複雑な要因があったとした模様です。

第一審では、取得価格と売却価格の差をすべて損害を認めており、そのために大変な賠償額が認容されていたのですが、大きな結論の違いが生じてしまったことになります。

裁判例情報

東京高裁平成22年4月22日判決

にほんブログ村 経営ブログ 法務・知財へ

 

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)