改訂相次ぐ


ここのところ新学期のせいか、いわゆる基本書と呼ばれる教科書、体系書の改訂が相次いでいますが、よく使われている本にまたもや改訂版が登場しています。

まずは伊藤教授の民事訴訟法です。

私も学部生時代から使っていますが、畢竟独自の見解が堂々と書かれており、きちんと理解するには伊藤教授の講義と併用するとよくわかります。

これだけ読んで民事訴訟法を理解した気持ちになるとなかなか大変です。兼子理論以来の古い内容に依拠している点が結構あるので、ずれが生じてしまう恐れがあります。

 

そして新鋭の水町教授の教科書の第3版です。

菅野労働法が分厚すぎるせいか、受験生を中心によく利用されているものですが、学生だけではなく結構、実務家も注目しています。

もっとも労働法を専門とする弁護士はみている感じを受けますが、競業の労務で使うにはちょっと物足りない感じがします。

 

確かに法律があいついて改定されており、重要な判例も相次いでいますが、さすがにここまで改訂が相次ぐとなかなか大変です。

次々と会社法を改訂している神田教授もさすがに割引券でもつけたらどうかと考えられたそうですが、弘文堂がやめてくれというからあきらめたみたいな話を、以前されていました。

法律書は比較的高いですから、なかなか悩ましいところです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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