「JAPAN LAW EXPRESS: クアルコム、非係争条項をめぐる排除措置命令に反論へ」の続報です。
クアルコムは排除措置命令を争うことにしたため、審判が開始されることになり、第1回審判の期日が決定されました。
公取委、クアルコムの審判開始決定 排除措置命令に不服(日本経済新聞2010年1月7日)
第3世代(3G)携帯電話に必須の通信技術特許を持つ米半導体大手、クアルコムが、日本メーカー18社と結んだ特許の使用許諾契約に不当な条件を付けていた問題で、公正取引委員会は7日、独占禁止法違反(不公正な取引方法)で出した排除措置命令に不服を訴えたクアルコムに対し、審判を開始すると発表した。第1回審判は2月17日。(07日 21:01)
問題となっているのは特許の非係争条項でして、マイクロソフトの前例もあることから、なかなか難しいことが予想されます。
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