個人株主獲得を狙い株式分割急増、流動性を高める意図も


既存の株式を分割して発行済み株式総数を増大させる株式分割が急増しているそうです。
今年の4月から8月にかけて、すでに133社が行い、昨年一年間の実績118社を上回ったそうです。記事はこちら

株式分割をすると単純にいって、その会社の株式売買に必要な金額が減るので、個人には購入しやすくなるということがあります。
持ち合い解消の受け皿として、個人投資家に期待しているということでしょうが、個人のほうが機関投資家より持株数が少ないことから与しやすいということもあるでしょう。

また、日本では、親会社などが経営権掌握に必要な株式数を握り、発行済み株式のごく一部のみ上場するということを結構します。こうすると市場流通株がすくないために、株価の変動がおきやすく、大半を握っている親会社等にとってはやたらと資産価値が変動してしまって困るということもあるようで、それを防ぐために流動性を高めておこうという意図もあるようです。

ただ、この一部のみ上場というやり方には、資本市場からの資本は閉じ込められてしまうので、批判があるのも事実です。
そのような点はともかくとして、親会社等の都合のために行うという性格があるようですね。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

One thought on “個人株主獲得を狙い株式分割急増、流動性を高める意図も

  1. 世の中が見えない記者が書いたんだろうか・・・こんなのをそのまま受取ってはあきまへんよ

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