親子上場が解消に進む


このブログでも親子上場については何度か取り上げておりますが、本日の日経の記事で、親子上場が解消される件数が増えてきていることが報道されました。

2009年12月時点での、親子上場は360社超で、2009年3月末からの9ヶ月で、48社減少する一方で、公開買付等で新しく12社増えて、差し引き36社減少となったことが明らかになりました。

解消に向かう理由としては、親子上場に対する批判的見解が強まっていることがまずあげられます。これは少数株主を閉じ込めてしまうなど親会社との利益相反を問題とするものです。

しかし、このほかにも解消する誘因が指摘されており、内部統制報告書などにより上場にともなうコストが上がっていることがあげられてきています。

前者の理由は市場重視という点からのものですが、後者はコストというより深刻に無視できない点であり、前者の要請も強まっていることから今後も親子上場は解消に向かうと予想されます。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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