よくよく考えると旧年中の事象でまだ取り上げてないものがまだあるのです。これはいつか何とかせねばなりません。
とにかくまだ仕事始めになっていないので、法律情報はお休みです。
年末に行ってきた結婚式で、例によって馴れ初めと結婚に至る前の話をきいたのですが、確か、新郎のほうが強烈にアプローチして結婚にこぎつけたというようなことをいっていました。情熱的にだったかもしれませんな。
ほろ酔い気分ながら、それを聞いてやや意外に思いました。
新郎の私の友人は行動力のある人なので、彼から熱心にアプローチしたというのはいかにもありそうなことでその点ではまったく持っておかしくないのですが、妙な感じを受けたのは私がこれまでに出席した結婚式には、結婚に踏み切るきっかけが何だか妙なものが多かったために、男のほうが徹頭徹尾、熱心というのをきくのは久しぶりでした。
これまでに見たもの。
事例1
女性から裏返しにされた雑誌を「これを見てほしい」と渡される。
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表に返してみるとゼクシィだった。
事例2
指輪がほしいと女性が直球勝負を挑んできても、それには答えず、本当に単なるプレゼントとして指輪を買って女性にプレゼント
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女性がさらなるアプローチとして、一緒に産婦人科に行ってほしいと宣言
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ついに年貢を納めてご両親に挨拶へ行く。しかし妊娠はしておらず。
女性がそれとなく、男を促すという事例1くらいはよくあることだと思うのですが、事例2のようなすごい展開していることもみてしまったので、やや感覚が一方にずれてしまいました。事例2には他にも色々尾ひれがついていましたが差し控えます。
よく考えると、上記のようなことを結婚式の場でいうのはおかしく、もっとロマンチックな話になっていました。身近にいた私が観察していたことに過ぎず、比較するのは不適当なのかもしれませんが、まあ男性からアプローチする事例もあるのだなと思っておきます。
もっとも最近、草食系とか肉食系とか言われていますが上記の事例は草食系の話とはやや異なります。当事者はむしろ肉食系にもほどがあるような人たちでした。意外な局面もあるものですね。
結婚式に呼ばれても、こんな事例分析をしているとは法律家の思考様式が悪いほうに出ています。困ったものです。