欧州委員会、マイクロソフトとタイム・ワーナーの著作権管理会社買収を調査へ


世界各地でM&A攻勢をかけるマイクロソフトですが、その圧倒的地位ゆえに各国の当局の警戒を生んでいます。
今度は、デジタル著作権管理会社の買収をめぐって欧州委員会の調査を受けることになりました。記事はこちら

この件で面白いのは、買収対象となっているコンテントガードは、アメリカの会社であることです。
競争法上の影響を受ける市場が主権の範囲内に存在するなら、外国のM&Aであろうと、規制の対象とするのは理由のないことではないですが、実際に問題であるという結論を出したとして、どうエンフォースメントに及ぶのでしょうかね。
自らの主権の範囲内でしか、命令などは行使できませんから、ヨーロッパにある子会社などは買収の対象からはずしなさい見たいなことしかいえませんが、デジタル技術を扱う企業を国境で切り分けてもあまり意味がないでしょうから、肩透かしに終わりかねません。
そういう意味では、デモンストレーションの意味合いが強いでしょう。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)