東京地裁、副院長を市民健康相談室に異動させた市立病院人事を取り消し


退職勧奨に応じなかった市立病院の副院長を市民健康相談室に異動させたところ、当の副院長が取消を求めた事件で、東京地裁が異動を取り消したことが明らかになりました。

「排除目的」認め、異動取り消し 市立病院人事で東京地裁(日本経済新聞2009年11月17日)

東京都日野市の市立病院副院長から市庁舎内の市民健康相談室に異動を命じられた男性が、「退職勧奨を拒否したためで受け入れられない」として市に取り消しと500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、「あからさまな報復とは言えないが、病院からの排除が目的だった」として異動を取り消した。賠償請求は棄却した。

(略)

東京地裁平成21年11月16日判決

不勉強で、公立病院の雇用に関する法律関係をよくわかっていないのですが、普通の労働契約とは異なります。

むしろ、行政法的に考えられるべき分野のはずですので、行政法の一般原則である不正な動機などの観点から取り消したのではないかと思います。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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