東理ホールディングスの元代表取締役、利益相反取引になりそうなコンサルティング費用支出の件で特別背任で立件へ


東理ホールディングス、コンサルティング費用が過大であると弁護士に指摘されて当時の代表取締役が自費で負担した件で費用を返還すると表明(2009.10.18)や東理ホールディングス、過大な報酬が問題となったコンサルティング契約に関与した元代表取締役が取締役辞任の意思を撤回したので代わりの取締役選任を目的とする臨時株主総会を中止(2009.10.28)の続報です。

東理ホールディングスの代表取締役(当時、現在は会長)が、自分が大株主である会社にコンサルティング費用を支出した問題で、会社は適切だとする立場からリリースを出していたことを上記のエントリーではお伝えして、私見では疑問があることをお伝えしてきました。

この件に関連して、警視庁組織犯罪対策4課が件の会長を特別背任で立件する方針を固めたことが明らかになりました。

東理HD会長、巨額流出か 増資巡るコンサル費17億円(日本経済新聞2009年11月15日)

東証2部上場の「東理ホールディングス」(東京・中央)の会長(53)が社長だった2005年、同社の資金約17億円を社外に流出させて同社に損害を与えた疑いが強まったとして、警視庁組織犯罪対策4課は14日、週明けにも会長を特別背任容疑で立件する方針を固めた。約17億円は会長が大株主だった会社にコンサルタント費用として支出されたが、同課はコンサル業務に実体がなかったとみて資金の流れの解明を進める。

(略)

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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