連邦高裁、ファイル交換ソフト開発・配布を合法と判断


日本でもwinnyの開発者逮捕などで法廷へと問題が持ち込まれつつあるファイル交換ソフトについてですが、先行しているアメリカでは、連邦高裁レベルでファイル交換ソフトの開発は許されるのかについて判断がなされました。記事はこちら。アメリカでの報道はこちら(NYTimes)。

判決は第9巡回区連邦高等裁判所で出されたもので、昨年の連邦地裁判決を支持するものです。
アメリカでの報道では、“File-Sharing Sites”とあり、ファイル共有ソフトを配布するサイトは著作権侵害には責任を負わないという書き方になっているので日経の記事の見出しとは若干違いがありますね。

アメリカ(というか英米法圏)では、そのソフトの合法目的での利用可能性を重視するので、ソフトの開発自体では、違法とはならない考え方になっているようです。

日本では、私的複製権自体かなり限定的になっているので、この判決の考え方が日本にも影響するかはかなり微妙でしょう。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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