東証、「平成20 年度従業員持株会状況調査結果の概要について」を公表


9日に公表されたので、少し前のことですが、東証が毎年行っている従業員持株会の実態調査の平成20年版が公表されました。

平成20 年度従業員持株会状況調査結果の概要について

金融危機発生後の株価の下落局面のさなかのことで、ESOPの活用が本格的に広がるよりはやや前の時期に該当するかと思います。

金融危機を反映してか、加入者一人当たりの保有金額は前年に比べて、大きく下落しています。

145.9万円→104.1万円

従業員持株会は社員が個人でそうそう引き出して売却することができるものではないので、生活苦で売却を余儀なくされたのではなく、単に評価損が生じているだけでしょう。

一方で、市場価格ベースでの従業員持株会の保有株式が対象会社の上場時価総額の占める割合はむしろ上昇しています。

0.85%→0.95%

従業員持株会が、株価を下支えをするものとして活用が広がっていることが伺われます。

世界の株式市況は持ち直しつつありますが、日本は政治的な要因から世界から取り残されて唯一低迷したままになっています。一方でESOPの導入が進んできているので、従業員持株会の占める割合は今後もよりいっそう上昇していくことになりそうです。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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