実は深謀遠慮かも


オバマ大統領にノーベル平和賞が贈られるようです。

まだ大統領任期が始まったばかりなのに、このようなことになると、オバマ大統領自身も当惑するのではないでしょうか。

アメリカではオバマ人気は完全に落ち着いてしまいましたが、敵との対話も辞さないとしたその言葉を世界はいまだに歓迎しているのでしょう。

しかし、オバマ大統領の対話姿勢は、言葉から来るイメージとは異なるもののようです。

北朝鮮もオバマ政権に期待していたようですが、現実はブッシュ政権の末期よりも遥かに過酷な対処を受けています。

日経の編集委員の伊奈久喜氏が以前書かれていましたが、最初に標榜したイメージとか最初の行いによるイメージはずいぶんと残るものですが、実際の行動ではまったく逆をしているのに、周囲はいつまでもそのイメージにとらわれる傾向があるようです。

対外強行的なブッシュ大統領ほど北朝鮮に甘くなった大統領はいませんし、最初の中国訪問が祟り、ずっと日本軽視とされたクリントン大統領時代にこの間まで続いた日米関係の蜜月が始まったのだそうです。

このことはオバマ大統領にも当てはまり、大統領選挙中の対話姿勢と核廃絶の演説で喝采を得ていますが、実のところほとんど対話をしていません。

これはオバマ大統領にとって対話とは自らが対話することばかりを意味しないから当然なのですが、オバマ大統領との米朝対話すら期待していた北朝鮮にとっては期待はずれもいいところでしょう。

それでもなお世界はオバマ大統領のイメージに魅せられているのでしょうか。

そんな短絡的な思考ではないでしょうから、むしろ今後のオバマ大統領の行動を今平和賞をあげることで縛ってしまおうという意図があるのでしょう。

ノーベル賞のうち平和賞ほど誤りの多いものはありませんが、色々と物議をかもすという一点では一貫していますね。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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