京都地裁で再びマンション賃貸借の更新料を消費者契約法に反して無効とする判断


賃貸借の更新料を消費者契約法に照らして無効とする判断が再び京都地裁でしめされました。

賃貸「更新料」は無効、家主に返還命令…京都地裁(読売新聞2009年9月25日)

賃貸住宅の契約更新の際に支払いが求められる「更新料」を巡り、京都市内のマンションを借りていた熊本県と東京都の女性2人が、それぞれ家主側に支払い済み更新料(22万8000円と11万6000円)の返還などを求めた2件の訴訟の判決が25日、京都地裁であった。

滝華聡之裁判長は「更新料を定めた契約条項は、消費者の利益を一方的に害しており、消費者契約法に反して無効」として、双方の家主側に全額の支払いを命じた。家主側は控訴する方針。

(略)

まだ全文を確認していませんが、判断はこれまでの裁判例と同趣旨であるとの報道もあります。

京都から更新料無効の波が起きていますが、これが完全に確たるものになるかは最高裁の判断が注目されます。先日の大阪高裁判決が上告されたと聞いたのですが、もしそうならきわめて意義の大きなものになります。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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