SAD SYPRESS


三菱商事の槇原相談役の私の履歴書を読んでいて、イギリスで鮭を売る話が出てきました。

イギリス人でも鮭食べるのかなと一瞬思ったのですが、しばらくしてそういうシーンを思い出しました。

アガサ・クリスティーの推理小説「杉の柩」で、鮭を使ったサンドウィッチを食べるシーンが出てきます。

このシーン実は重要です。

ちなみにこれはエルキュール・ポアロのシリーズで、このエントリーのタイトルは「杉の柩」の原題です。

これはあまり大した知識にはなりませんが、アガサ・クリスティーは大変長い期間創作を続けたので、イギリスの世相の変化が読み取れたり、昔の感覚がうかがわれる記述がでてきて、大変興味深いです。

世相の変化としては、階層社会であるイギリスの古きよき田舎が崩壊して、新興住宅地ができてきて、地域に異質の住民が進出してきて、村落共同体が衰えていく感じが伺えます。

また、イギリス人が昔の日本をどうみていたかもわかります。戦前の作品には品質の悪い安いものを輸出している国という扱いで出てきます。

消毒のよくない日本製品のせいで感染症になって死んだと見せかける事件があるのです。

その作品から90年近くたちますが、日本はここまで違う姿になったのです。ミステリーを読んで感じる感想としては変なものですが、感無量でした。そういう感想を抱くには「ひらいたトランプ」をどうぞ。

私と同じ感想になるかははなはだ疑問ですが。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)