公取委、パナソニックによる三洋のTOBについて問題なしの見解


パナソニックが三洋へのTOBを進めていますが、両社でシェア100%になる物があり、公取委が独禁法の観点から見解を表明しました。

パナソニックの三洋へのTOB「問題なし」 公取委(日本経済新聞2009年9月11日)

公正取引委員会は10日、パナソニックが進める三洋電機のTOB(株式公開買い付け)について、両社が講じる問題解消措置を実行すれば、独占禁止法に照らして問題はないとの見解を正式に発表した。公取委はすでに、この見解を両社に通知した。

パナソニックと三洋電機は2社合わせると、住宅用火災警報機に使う円筒形二酸化マンガンリチウム電池でほぼ100%の市場シェアを持つ。公取委は事前相談の中で、両社に対し、同電池について独禁法上の懸念があることを伝えていた。

(略)

問題なしとの見解ですが、その条件は両社が提示した問題解消措置を実行することでした。巨大企業同士の経営統合だと、一部事業の売却などを求められることがありますが、今回のケースでは特性からそのような措置までは必要とされなかった模様です。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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