総選挙は事前の予想通りの結果になりそうです。
小選挙区比例代表並立制を採用してから、1週間前の調査と逆の結果になることが2回ほどありましたが、郵政解散以降2回続けて1週前調査のまま(むしろ勢いが強まって)の結果が出たことになります。
選挙制度改革の結果がいよいよ機能し始めたのかもしれませんが、小泉内閣以降、政治がワイドショー化してしまったというか、短絡的なものになってしまったせいもあるかもしれません。
これはマスコミのせいばかりではなく、どうみても迷走を続けまくる政治家たちの自己責任であることは明らかでしょう。
しかしなんでもかんでも元に戻すとか、ばら撒くとかで果たしてうまく行くのか疑問です。
地方が疲弊しているのは行ってみるとよく分かりますが、農家に所得補償をしても、後期高齢者医療を廃止しても、何の解決にもなりそうもない感じです。一体全体どうすればいいのでしょうか。
さて、それはともかくマニフェストとは、イギリスではどういうものなのかはよく分かりませんが、日本では抱合せ販売、端的にいうと多くの項目の中に本当にやりたいことを隠すもののような役割を果たしているようです。これからどれを持ち出してくるかよく注意しないといけません。