今日もセブンイレブンの話題を書きましたが、戦うセブンイレブンオーナーが活動を活発化させていることが目立ちます。
弁当の値引き禁止の排除措置命令事件で一気に世間の注目を受けるようになり、その後もセブンイレブンオーナーが何か動くと報道がされるのでこちらもフォローしやすいのですが、実は以前からセブンイレブンをはじめとしてコンビニはオーナーが本部を訴えることが断続的に起きていました。
それも店をたたんでから訴えるならなんとなく分かりますが、店が営業しながら本部に対して事を構えるのが結構多いのです。非常に微妙な関係になってしまうと思います。はじめてきいたときはすごいものだと驚いたものです。
今回、セブンイレブンオーナーの一部が組合を結成したことで、それら本部に反旗を翻す人がどれほどいるのかが具体的に明るみに出ましたが、ごくごく一部でした。
マクドナルドの店長が管理監督者かが争われた事件でもマスコミの注目を浴びましたし、和解とはいえ店長の勝利に終わりましたが、他の店長から見ての反応は微妙なようですね。別に英雄ではないようなことが言われていました。同じ境遇に合った人もいるでしょうが、うまくやれていた人もいたと労働法務の情報筋からきいたので、和解ですべての店長を管理職ではなくしてしまったのは、致し方ない対処とはいえ、非常に余波の大きなことになってしまったなと思いました。
一部の人が会社に反旗を翻す動きがいくつか目に付く今日この頃ですが、正当な変化をもたらすだけではないということにも思いをいたすべきでしょう。