中国、国内における出版物の流通規制をアメリカがWTO違反として訴えたパネルで敗訴


中国がWTOに加盟したのは悲願でしたが、中国が関係した紛争処理案件も複数上がってきています。

アメリカが中国を訴える米中通商紛争と呼称してよいものがいくつか起きており、このたび、中国の行っている輸入出版物の流通規制のうちの一部がパネルでWTO法違反とされたことが報道されました。

中国、米に3度目の敗訴  ソフト規制の通商紛争(47NEWS2009年7月23日)

【ジュネーブ共同】米国製の映画や音楽ソフトを含む幅広い出版物の流通を規制する中国の国内制度は世界貿易機関(WTO)協定違反だとして、米国が中国を訴えていた通商紛争で、WTO紛争処理小委員会(パネル)が、米国側実質勝訴の判断を示す報告書を作成したことが分かった。AP通信が22日報じた。

WTOを舞台にした米中通商紛争で、中国が敗訴するのは自動車部品関税と知的財産権の保護問題に続き3度目。

米国は2007年4月、劇場上映用の輸入映画や家庭向けのビデオ、音楽CDを中国国内で販売する場合、特定の国有企業にだけ輸入権を与えるなどの中国の規制は、外国のメディア企業を不当に差別しているとして提訴していた。

複数の当局者によると、パネル報告は大筋で米側の主張を認めたが、一部の規制は協定違反ではないと認定したという。

どういった判断を下しているのかよく分からないので、詳細が分かったらどのような点がWTO法に反するのかについて追記したいと思います。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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