キリン・サントリーの統合問題で公取委が慎重に審査する意向を表明


どうみても独禁法の問題になるキリンとサントリーの経営統合の件ですが、公取委が慎重に審査する意向を表明しました。

キリン・サントリー統合交渉 公取委「慎重に審査」(読売新聞2009年7月16日)

キリンホールディングスとサントリーホールディングスの統合交渉について、両社が公正取引委員会に打診していたことが15日、わかった。公取委の松山隆英事務総長が同日の定例記者会見で「(両社から)『交渉の初期段階にある』との説明があった」と述べた。

両社が統合すれば、ビール系飲料の国内シェア(市場占有率)が約50%に達するなど独占禁止法に抵触する可能性もある。松山事務総長は「交渉が進展すれば、事前相談があると認識している。日本を代表する大企業同士の統合事案で、慎重で詳細な審査が必要」との認識を示した。

言葉どおりに完全にこれからやるというわけではないと思いますが、そもそもの統合の行方からしてまだまだ不透明ですので、動きようもないのも事実でしょう。仮に統合されるとしたら、果たしてそのまま認めるのか、海外での競争法案件でよくあるように一部事業の売却などを命じるのか興味は尽きません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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