地盤沈下なのか


少し前の日経に載っていたのですが、書籍の販売手法が変わってきているそうです。

あまりに返本が多いために、返本を認めない代わりに利幅を大きく設定しているそうで、書店店頭での値引きも起きるかもしれないということでした。

端的に再販制度を崩すような動きといえます。

書籍の特殊な販売制度は、独禁法の目の上のたんこぶ的な例外であり、これをなくすことは公取委の悲願ですが、議論しても利害関係者の反対でいっこうにも進まないものが、構造不況に陥って自分から崩壊していくというのは、自然の摂理なんでしょうが、逆にむなしいものもあります。言論によって選択が行われるのではなく、切羽詰ってからやるということですから。

当面は返本を認めないだけで、書籍の値崩れはおきないように慎重にことを進めると思われますので、劇的な変化に中々ならないと思いますが、とにかく大きな変化がおきつつあるようです。

一方で、ブックオフへの大日本印刷の出資などもあり、今後もビジネスモデルを守るための模索は続きそうです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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