労働法ゆえの特性か


7月末まで東大生協の書籍部で有斐閣フェアをやっていて15%引きなので、弟にまとめて有斐閣の書籍の購入を依頼しているのですが、気がかりなのは荒木先生の労働法が予定通りに7月にでるかというところです。

本当なら3月にでているはずなのに、お忙しいせいでどんどん遅れていますからね。

結構高いので、5%の割引率の違いでも無視できない違いになります。フェア中にかえるといいなと思う次第です。

さて、労働法の体系書の話題つながりですが、会社の労務系の実務家と話していて、水町先生が、水町労働法の簡潔な記述をさして、あれくらいの記述にとどめて、後は頭で考えられるようでないとだめだと仰っていたけどどう思うか聞いてみたところ、皆、水町労働法では記述が不足していると言っていました。菅野労働法のマニュアルのような分厚さが必要だと皆の意見は一致していました。

水町先生の思想が理解されるにはまだまだ長い道のりがかかりそうですね。

労働法は、他の法律と比べて、企業人が実務を担う程度が高く、問題も多く発生するために、すぐに参照できる信頼できる大著が求められる傾向が強いです。しかも企業の行動原理としては、安全にも安全でないといけないので、「この記述から解釈すると云々」なんてやっている場合ではなく、すぐに答えがほしい感じがあります。

こういう構造からすると、辞書みたいな本からの脱却は実務レベルでは中々難しそうです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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