精神をたたきなおすにも三者三様


北朝鮮とアメリカの間の二国間問題になるかもしれない北朝鮮が拘束したアメリカ人記者の裁判の問題ですが、労働教化刑を言い渡したそうです。

労働教化刑というのは、共産圏の国々に広くある刑罰で、労働を強制することで精神をたたきなおすというものです。

中国ではある意味軽めの刑罰にあたるのですが、北朝鮮ではただの強制労働かもしれませんね。

日本でやると意に反する苦役として違憲になりそうです。

日本では外国法を勉強する際には、大陸法と英米法の二系統があることはやりますが、世界的にはもう一つ共産圏の法律があり、特殊な体系を有しています。

共産主義の特徴が遺憾なく発揮されており、教条が細部の立法に帰結するという内容を有しており、人民が頑張れば必ず真実に到達できるはずだから刑事訴訟法は職権主義的になっているなどがよくあるパターンです。

北朝鮮のような世界に影響する恐れのない法律はともかく、中国は世界標準的な内容を持っている法律もある一方で、依然として共産主義法学がそのまま妥当している分野もたくさんあり、はっきり言ってカオスになっています。

中国でビジネスをしていく際は非常に大変です。法律がたくさんあるんですが、規定が重複しているように思えるんですよね。どの法律が適用されるのかからして問題となるでしょう。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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