司法制度の設計


GMがついに破産法の適用を受けることになりましたが、手続的な面を見ていると日本の破産法制との違いが色々あることが伺われます。

破産裁判所があることに驚いていた見解があったのですが、アメリカでは知的財産も専用の裁判所でやっています。他にも色々な特殊裁判所があって、最終的に連邦最高裁が頂点に立つというだけのつくりをしています。

特殊な裁判所の一つとして、軍法会議もあります。軍法会議と破産裁判所がある意味同列というのは何だか引っかかるものがありますね。

司法制度の設計は本当にお国柄がでるので、あまり常識が通じるものではありません。中国など4審級の2審制ですし。

日本の裁判所は内部で専門部を分けてはいますが、かなりシンプルにまとめています。これは比較してもかなり単純な設計なのではないでしょうか。

歴史的に司法権への懐疑があると、色々と特殊な専門裁判所を設ける傾向があるのですが、果たして日本ではどうでしょうか。かなり単純な設計にしていますが、国民の意識としてはどうなのでしょうね。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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