ようやく荒木労働法登場


荒木先生の労働法の概説書がようやく有斐閣ウェブサイトの案内に登場しました。

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641144071

本当なら3月末にでているはずだったのですが、7月末発売予定になっています。

荒木先生初の概説書ですので非常に注目度の高いものになると思われます。

法学教室で連載したものがベースになるはずだったそうなのですが、結局ほぼすべて書き直したと仰っていたので、連載とはかなり変わっていると思います。

そもそも連載した分だけでは、670ページも行くはずありませんから。

目次を見ると分かりますが、個別的労使関係の記述に当たり、労働契約法とそれ以外を分けているところが特徴です。

これは直接先生から伺ったので、知ってはいたのですが、労働契約法に盛り込まれた分は労働契約法の編でくくるということのようです。

菅野労働法は伝統的な順番どおりの記述で、労働契約法の規定された箇所についてではそのつど言及するというスタイルなので、かなりの構成上の違いといえましょう。

ただ、労働契約法は労使で条文化するのに合意できた分を規定しているにすぎないので、体系的になっていません。ですので、労働契約法でくくってしまうと、ギクシャクしてしまうのではないかという気もするのですが、その点については出版されてから確認することにしましょう。

個別的労使関係の諸問題も、実は論理的つながりがあるのですが表面的には個別論点の集合体に見えるので、あまり違和感がない可能性もありますし。

私も大いに楽しみにしていますが、水町先生も楽しみにしていると仰っていましたね。そういえば…。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)