アデランス、ユニゾン・キャピタルと提携 スティールに対抗


こう着状態が続いているアデランスとスティール・パートナーズの件で動きがありました。

アデランスが国内のファンドであるユニゾン・キャピタルと資本提携をするとのことで、ユニゾン・キャピタルはTOBをして特別決議を阻止できる分を保有する筆頭株主を目指すとしています。

アデランスHD、ユニゾンと資本業務提携 米スティールに対抗(日本経済新聞2009年4月16日)

かつら最大手のアデランスホールディングスは16日、国内投資ファンドのユニゾン・キャピタルと資本業務提携すると正式発表した。会社側提案の新役員案が5月の定時株主総会で承認されることを前提に、ユニゾンはTOB(株式公開買い付け)により重要議案に拒否権を持つ35.2%以上の株式取得を目指す。アデランスはユニゾンから役員を受け入れ経営再建を急ぐとともに、役員退陣などを求める筆頭株主の米スティール・パートナーズ(約27%の株式を保有)に対抗する。

(略)

アデランスの業績は低迷を続けており、スティールも大不況で身動きが取れない事態になってまさに膠着状態です。

スティールはアデランスに対しては役員の退陣を求めるなどをしており、まだ対決姿勢のままですので、ユニゾンのTOBの行方も含めて、事態が動くかもしれなくなってきました。

しかし、アデランスの株価は長期低落傾向です。今回のユニゾンのTOB価格は現在の株価に近い1000円とされていますので、この価格では(確認はしていませんが)スティールには損が出るように思われますのでこれを機に撤退をするのも難しいかもしれません。

 

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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