ここに来て労働法で注目すべき書籍が相次いで刊行されます。
まず待望の荒木先生の労働法の概説書が登場します。
法学教室の連載をまとめたもののように見えるのですが、先生のお言葉によるとほとんどすべて書き直したそうです。
伝統的な個別的労働関係と労働契約法を別にした章立てになっているそうです。
菅野労働法では、第8版で個別的労働法の各所に労働契約法の記述をばらばらにして織り込んだので、構成がかなり違いますね。
是非とも早く読んでみたいものです。
また、水町先生の事例演習労働法も登場します。ご本人によるとかなりの自信作らしいので、労働法選択者は要注目だそうです。
もう少し早く出てくれればもっと良かったと思うのですがね。
他にも色々仰っていましたが、元試験委員が編集したという月並みにな宣伝文句だけ掲げておきます。