今年のサッポロホールディングスの株主総会が開催されましたが、スティールの提案はまた支持を集められず、役員は再任される一方、買収防衛策も継続されました。
サッポロホールディングス(HD)は27日、東京都内で定時株主総会を開き、取締役選任や買収防衛策の継続など会社側提出の全5議案を可決した。株式の18.6%を持つ筆頭株主の米系投資会社「スティール・パートナーズ」が、取締役選任議案などへの反対を事前表明したが、他の株主の賛同を得られなかった。
賛成票の割合は、取締役選任議案が昨年とほぼ同じ約75%、買収防衛策継続議案は外国人株主の反対票が増え、1ポイント減の約64%だった。
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当社株券等の大規模買付行為への対応方針(買収防衛策)の継続承認及び独立委員会の委員選任に関するお知らせ
サッポロの業績は低迷を続けており、スティールが手詰まりであることからサッポロ経営陣は昨年に続いてしのぐことが出来ましたが、会社の将来像という点では全く視界が開けません。