最近、あまり更新できなくて心苦しいですが、今しばらくは仕方がないです。
ワークシェアリングが再び脚光を浴びている日本ですが、見習おうとしているヨーロッパではワークシェアリングや日本でいう雇用調整助成金のような制度で現在の雇用をそのまま維持して、不景気をしのぎきろうというような発想から脱却しようとしています。
古い産業から新しい産業へ労働力の転移を促そうという方向へ考えを変えてきたらしく、雇用調整助成金のようなものを止めつつあるといわれています。
それに比べると日本はどうしても、今ある雇用を守るという発想しかなく、産業構造が温存されるだけで後で困るのではないかといわれていました。
これが言われたいたのは少し前なので、不景気がきわまった今ではその通りになっていないかもしれませんが、EU官僚は理想主義的なことをするので、そういう意欲的な政策を実現しようとしているらしいです。転じて日本はどちらを向いているのか全く持ってなぞです。
EUの政策は原理主義的なものが多く、あまり感心ないものが多いのですが、革新的なことをしようという心意気はたいしたものだと思います。