矜持


今日は非常に暖かい一日でしたが、朝早くから活動を開始してまだ薄ら寒いうちから出かけて、昼間はずっと屋内にいたのであまり陽気を満喫できませんでした。

さて、民主党が検察の陰謀説を唱えるにあたって色々ととんでもないことを言っていますが、そのうちの一つに、検事総長が裁判員制度がライフワークであることを指摘する見解があるそうです。

民主党は裁判員制度の見直しを主張しているそうでライフワークをつぶされるのを避けるために民主党を手を入れたのだとか言うのです。

民主党が裁判員制度に批判的であること自体今知ったのですが、検事総長が裁判員制度をライフワークとしているから云々というのは非常に下らない言説で民主党のそこが知れるのではないでしょうか。

裁判員制度に好意的な法曹などまずいないと思われます。面倒ですから。

しかし、いざやることになったら誠実に履行するのは法律家の特徴でもあります。学園紛争時に東大総長が法学部出身者になったのは、法律をやっている人間にはその辺の身の処し方ができるためだと思われます。

裁判所で裁判員制度の旗振りをしている方もきくところによっては、裁判員制度に反対していたとかいないとか。それでもいざそれを推進する地位についたら仕事はするわけです。法律家とはそのようなものなのです。だって、自分のではない他人の権利利益を代理するわけですから、こだわりを出すにも限度があるわけです。

検事総長は心のそこから裁判員制度を大好きで、それに批判的な民主党は許せないと考えていることも完全にないとはいえないですが、多分そうではない方が可能性は高いのではないかと思います。


About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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