今日は13日の金曜日ですが、最後まで残った東京発のブルートレイン「富士・はやぶさ」の最後の運転日です。
ブルートレインというのは青い車体の客車による寝台列車の通称です。東京駅発のものはなくなりますが、今後も北斗星をはじめ上野発のものはありますし、東京からも電車による寝台特急サンライズ瀬戸・出雲が残ります。
さすがに時期が時期ですので、惜別乗車をしようとは思いませんでしたが、出雲廃止のときに最終の下りに乗ってみたのでああいうフィーバーはもう十分味わいました。出張から帰ってきてそのまま出雲に乗ったあの日は非常な強行軍でした。
ですので、今日の東京駅で繰り広げられたであろう大騒ぎはもういいです。くたびれた車内が人でごった返しているのはなんとなく違う感じがします。
できれば空いているときに静かに味わいたいものですね。
「富士・はやぶさ」の車両はJR九州の所有なので無理だと思いますが、ブルートレインの車両を鉄道博物館に保存してほしいです。
鉄道博物館には最初のブルートレインの20系客車を保存してあるのですが、その後の後継車両も取っておく価値があるように思えます。
鉄道博物館はそれぞれの分野の最初の形式をとってあり、二代目三代目の名車があまり所蔵されていないのです。スペースもないとは思いますが、改良のほどを保存してほしいですね。