地方の時代の裏側


ここのところ朝は花粉で目が痒くて起きています。

毎年の憂鬱ですが、中学生のときに発症したのでもう随分になります。薬で抑えられるようになって本当に楽です。医学の進歩はたいしたものですね。

さて、西松建設の政治献金の件ですが、次々と報道されている献金の手法ですが、それほど珍しいものではないのも含まれています。さも悪いことのように報道されていますが、常習的にやられているものが結構あります。

建設会社が社員の名前で献金するなんて良くあるのではないでしょうか。地方の建設会社が全社員一律に献金している例を知っています。実際には給料天引きなのでしょうね。

やはりやっている相手が大物であるからそんなそこらにあるものよりもあげる価値があるということなのでしょうか。でも国政の方が額も大きいですし、影響範囲も大きいので国政に矛先を向けるのも分かりますが、地方のも額が小さいのは、あげられない程度の悪さにしておこうというだけで、悪質さではあまり変わりません。

むしろ地域住民の福祉に当てないといけないお金を、そのまま地元の建設業者とかに回しているので、局地的影響は大かもしれません。

土建だけではなく、福祉を食い物をしている輩も多く、じゃんじゃんお金が天引きされているようなものなのですが、本当に必要としている人にもっとたくさんまわすべきではないかと思うことしきりです。

国政ほどには地方に厳しい目が向けられていないので、このままで地方分権で財源を移すと癒着をひどくしかねない感じがします。

地方分権はもう地方の面倒を見ないという意味も含めており、土建屋とか地域の有力者と仲良くやるだけの脳しかない首長の自治体はこれからどんどんと大変なことになっていくのだと思います。そこまで考えての地方分権だと私は思っているのですが、住民にとってはたまりませんよね。

事実、すでに地方では首長の能力でかなりの差があります。そのうち深刻な問題になって地方にも厳しい目が向けられる時が来るのではないかと思っています。


About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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