電車の中吊り広告がこの不況で減っているそうです。
ネット広告が急拡大して、不特定多数を相手にするマスコミに掲載する広告は急減しているのですが、交通媒体は数少ない有望な市場で拡大が続いてきました。
かなり強気の価格設定なのですが、例外ではなく打撃を受けているようです。
最近は、日経の夕刊が特に薄くて、広告が急減しているのがよく分かります。8面しかない日があります。
面によっては上から下まですべて記事で埋まっていて、広告が入っていないのです。
日経の紙面は有力な媒体だと思うのですがそれでもこの様子だと他紙はもっとひどいのでしょうか。
アメリカではマスコミ各社がすでに経営難に陥っていますが、自由競争になっていない日本でもすでにテレビ局が赤字、新聞各紙も赤字が相次いでおり、日経も利益が急減しているようです。
独占的地位を享受しながらもこの調子とはなんとひどい不景気ということか、それとも元来から引き締めが足りなかったのでしょうか。多分両方ですよね。
マスコミ各社の大盤振る舞いぶりには、私も現場にいるときに目にしまして驚きました。