さすがにこの期に及ぶと通り一遍の報道がされるだけで、あまり大きくは取り上げられていませんが、職務発明をめぐる裁判はまだまだ続いています。改正前特許法35条案件がまだまだあるのですが、そのうちに改正法のもとでの事件もでてくると思います。
末吉先生もまだまだ続くと仰っていましたし。「10年は続く」だったかなあ、これは税務訴訟の話だったかな。ちょっと記憶が曖昧ですが何しろ当面続くそうです。
昔気質の会社への忠誠心は薄れてきたでしょうし、今後は使用者と労働者のパイの奪い合いが強まるということで今後はなおさら大変かもしれません。
内部告発とか監督官庁への垂れ込みは、切られた管理職とかが会社に報復するつもりで怒ってすることが多いのです。その意味では公益通報者保護法がなくても内部告発はされるでしょうね。
なんとも殺伐とした時代になったものですが、もともと忠誠心なんて持つ方がおかしいのかもしれません。忠誠心を寄せてほしかったらそれに相応しい偉大さを発揮するべきでしょう。