先日、スティールが保有している日本株を大幅に手放していたことをお伝えしましたが、いくつかの銘柄については今後も関与していくことも表明していました。そのうちの一つがサッポロHDです。これまでののしりあいのようなこともしており、かなりこじれている様相を呈していますが、3月に行われる次のサッポロHDの定時株主総会では株主提案を見送ったことが明らかになりました。*************************************************************************************************米投資ファンドのスティール、サッポロHDに株主提案せず(日本経済新聞2009年1月31日)サッポロホールディングス(HD)の筆頭株主である米投資ファンドのスティール・パートナーズは、3月下旬のサッポロHDの定時株主総会に向け、買収防衛策の廃止や新経営陣の選任を求める株主提案の提出を見送った。スティールは現在18.6%を出資し、これまでサッポロHDの買収を求めている。今回の株主提案の提出期限は1月29日だったが、新たな提案を出しても他の株主の賛同を得にくいと判断したもよう。(略)*************************************************************************************************ただ業績は混迷を極めているため、このまま座して保有しているだけだとさらに運用成績が大変なことになりそうです。このまま大人しくしているということはないでしょう。