スティール・パートナーズは保有している日本企業の株式を相次いで売却していることが明らかになりました。
いくらかの会社については持ち株をすべて売却しており、完全に撤退している模様です。
江崎グリコ 14.37→0
ユシロ化学工業 13.69→0
中央倉庫 11.49→0
中北製作所 13.05→0
日清食品HD 18.08→10.42
シチズンHD 12.62→4.96
ブラザー工業 11.27→3.86
ハウス食品 6.45→4.86
丸一鋼管 14.76→12.38
(日本経済新聞2009年1月12日朝刊より)
売却動向としては、急速に景気が悪化した後半に集中していると報道されています。
しかし、株価の低迷で撤退というわけではなく、いくつかの企業については引き続き関与をしていくとされています。
サッポロ、ノーリツ、アデランスなどがあげられており、今後もスティールが経営陣に物を申していく事態は発生することになるでしょう。