国籍法の改正法が参議院で可決されて成立しましたが、今になって騒いでいる人がいるようです。いわく、偽装が行われて不法な入国が増えるということを懸念しているらしいのですが、国籍法の問題は国際結婚による国籍付与の問題であり、関係ない人が入国することとは話が別です。国籍と日本国内に滞在できることは話が別であり、在留資格を得たいなら偽装結婚だけで十分です。そんな話は枚挙に暇がありません。最高裁が違憲としたのは、胎児認知と出生後認知でえらく扱いが変わることを不平等としたのであって、偽装される可能性があるというならこれまでも胎児認知をしていれば出来てしまう話であって、出生後認知でも国籍を得られることを認めることでなにか変わるかというと程度問題でしかないと思われます。何がどう変わったのかについてはよくよく考えないといけません。
本当にそうですか
Posted on by Arakawa