BHPビリトン、公取委の命令に応じてリオ・ティント買収計画を提出


[関連したBlog]公取委、BHPビリトンのリオ・ティントへの買収計画をめぐり報告命令を公示送達 の続報です。BHPビリトンは公取委の命令を無視していたのですが、一転して買収計画を提出しました。*************************************************************************************************BHPビリトン、リオ買収計画を公取委に提出(日本経済新聞2008年11月15日)豪英系資源大手BHPビリトンによる同業大手リオ・ティントの買収計画をめぐり、公正取引委員会が独占禁止法に基づいて買収計画などの資料の提出を求めていた問題で、公取委は14日、BHPから資料を受けとった。提出がない場合には罰金などの処分を科す可能性もあった。BHPはこれまで公取委の要請を無視してきたが、処分を避けるため方針転換したとみられる。 両社は日本の鉄鋼メーカーに鉄鉱石の約6割を供給。日本市場に与える影響を重視した公取委が海外企業同士のM&A(合併・買収)の審査に乗り出した初のケースとなっている。公取委は当初、買収計画などの提出を任意でBHPに求めたが拒まれたため、強制的に提出を求める報告命令を出していた。公取委は合併の是非を月内にも判断する方針で、資産売却などの排除措置命令に踏み切る可能性がある。(07:00)*************************************************************************************************BHPビリトンは、日本国内に拠点や財産がないので、罰金をくらっても特段問題となることはないので、無視を貫こうと思えば出来たと思いますが、色々な考慮から応じることにした模様です。日本の競争法当局もEU競争法当局のように恐れられるようになるかは、一件一件の積み重ねだと思います。しかし各国の競争法当局が、国境を越えて権限行使の応酬をするのが果たして正しいことなのかは別問題です。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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