アーバンコーポレーション株主、有価証券報告書の虚偽記載で役員に賠償請求


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アーバンコーポ株主、BNPパリバとのスワップ契約の開示をめぐり役員に賠償請求へ の続報です。
7日に東京地裁に損害賠償請求が提起されました。
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アーバンコーポ、株主ら役員提訴 虚偽情報で損失、7億円賠償を(日本経済新聞2008年11月8日)
民事再生法適用を申請した不動産会社アーバンコーポレイションの株主247人と3法人が7日、房園博行社長ら現・元役員14人に計約7億7000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告らは同社が公表した300億円の資金調達に絡む虚偽情報に基づき株を購入し、損失を受けたとしている。
 訴状によると、アーバンは今年6月、仏金融大手BNPパリバに転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行し、300億円を調達するとした臨時報告書と有価証券報告書を公表し金融庁に提出。しかし8月13日、実際には約92億円しか資金調達できなかったと訂正し、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
 同社の株価は同法適用申請の翌日以降、暴落。原告らは資金調達計画の公表後に株を購入しており「報告書に事実が記載されていれば購入しなかった」と訴えている。(07日 23:01)
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ちなみに、上記リンクの従前のエントリーでは、臨時報告書・半期報告書の虚偽記載ではないかと書きましたが、アーバンコーポは有価証券報告書に資金調達のことを記載していたとのことで、有価証券報告書虚偽記載でもあることが分かりましたので、訂正しておきます。
どの継続開示の虚偽記載でも結局は同じく有価証券報告書の虚偽記載の条文を準用しているので実際の意味としては同じです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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