インターネットで顕著になったことの一つに、マスコミの取ったスタンスに反対する立場の見解が形成させるようになったことでしょう。こんにゃくゼリーも消費者問題として問題視するスタンスがマスコミでは支配的ですし、そういう立場をとるのはこれまでのマスコミの姿勢から言えば当然だと思いますが、インターネットで形成された見解はそうでもないものも顕著です。またマスコミは報道の中立のためか、政治的な立場の問題に触れたくないためか、バックボーンに触れないで報道だけすることがありますが、インターネットで当事者のバックボーンが明らかにされてしまい、見方をいっぺんさせることが頻繁に起きるようになりましたね。見ていると臭いと思える事件があって、少し調べると案の定ということがよくあります。子供をだしに使っているような大人はえてしてそういう傾向があるようですな。あえて言うと左よりの勢力にはプラスにならないことが多いようで、インターネットが発展してからは言論がそれまでよりは右寄りになる傾向が出ているようです。個人的にもとある団体の幹部が「インターネットは敵だ」といっているのをきいたことがあります。しかし、内心思っていたことが表出するようになったというくらいではないのかと思うのが正直なところです。
敵
Posted on by Arakawa