「着うた」事件でSMEなど4社に審判審決


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楽曲を携帯電話の着信音として配信する「着うた」のサービスでレーベル5社が共同して他者の楽曲使用を制限したとして独禁法違反に問われた事件で、24日に審判審決がでたことが明らかになりました。
公取委のプレスリリース
審判まで争ったのは5社のうち4社であり、東芝EMIは排除勧告を応諾しているため、入っていません。
4社が審判の最後まで争ったというのは若干意外な気がしますが、4社は共同性の認定について異議があるとしています。
この先としては、東京高裁へ提起することができますが、独禁法の審決取消訴訟には実質的証拠法則があります。
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
第80条〔公正取引委員会の認定事実の拘束力〕
第七十七条第一項に規定する訴訟については、公正取引委員会の認定した事実は、これを立証する実質的な証拠があるときには、裁判所を拘束する。
②前項に規定する実質的な証拠の有無は、裁判所がこれを判断するものとする。
証拠から導かれた共同性に関する事実認定が合理的であるならば、裁判所はこれに拘束されますので、この先争うのは普通の事件より難しいといえるでしょう。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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