真意をはかる


社会保険庁で懲戒処分歴のある職員を組織変更後に採用するかが政治問題になっています。

厚生労働省は職を与える方向に考えているのが明らかで、その真意は分かりませんが、仮に免職にはなっていないものの懲戒を受けたことがある職員をみな雇用しないことにしたら、JR不採用問題と同じような訴訟沙汰になるでしょう。
国鉄改革のような破綻して政治問題化しているわけではないので、争う余地は十分にあるでしょう。

もっともJR不採用問題は結果として最高裁が採用の自由を強調したかなりものすごい判決で終わっていますので、これは一般化するにはきわどいケースではありますが採用しないことは司法でも何とか肯定される可能性はあるかもしれません。
しかし、とんでもない騒ぎになりますし、労働裁判は特にそうですが非常に長い時間がかかります。

わざわざそんなことを招来しなくてもという考えはあるのかもしれません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)