ザ・チルドレンズ・インベストメンツ・ファンド、Jパワー株買い増し中止命令を受け入れ


イギリスの投資ファンド「ザ・チルドレンズ・インベストメンツ・ファンド(TCI)」が、Jパワーの株式の買い増しを求めていたのに対して、政府が中止命令を出しましたが、TCIはこれを争わず、受け入れることを公表しました。
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TCI、Jパワー株買い増し中止命令の受け入れ発表(日本経済新聞2008年7月14日)
英投資ファンドのザ・チルドレンズ・インベストメンツ・ファンド(TCI)は14日午後、政府が発動したJパワー(電源開発)株の買い増し中止命令に対して、不服を申し立てないことを決めたと発表した。
 TCIは政府による中止命令について「事実誤認に基づくもので結論を承服してはいない」と指摘。ただ、「現時点では結論を覆すことが期待できず、長期に及ぶ訴訟手続きは関係者の利益にならないと判断した」との認識を示した。
(略)
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TCIはこの件から日本市場は閉鎖的であるということを主張していますが、同時期にTCIはアメリカでも鉄道大手CSXと経営権争奪をめぐり争っており、アメリカ議会でもファンド規制について言及される騒ぎとなっています。
海外の事情も含めて考えると、日本が特に閉鎖的ではないともいえるように思えますが、絶対的に考えると政府の規制で守られている業種というのは財務構成などで不合理で非効率なものを内包していることは確かであり、これを維持することが国民経済のためにいいことなのかは別論でしょう。
外資やファンドから日本の財産を守るという図式の建て方自体に事実誤認があるかもしれません。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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